アメリカネナシカズラとマダラケシツブゾウムシ(ネナシカズラツルコブフシ)
9月12日 新長谷橋付近。
コセンダングサに,アメリカネナシカズラが寄生していた。

アメリカネナシカズラは,ヒルガオ科の寄生植物で,自分で光合成をせずに,ほかの植物の茎に根を入れて養分を奪う。

アメリカっていう名前から分かるように帰化植物で,花はこんなかんじ。

茎に,虫こぶがあった。果実にくらべてもずいぶん大きく膨らんでいる。1cm近い。

これは,ネナシカズラツルコブフシといい,マダラケシツブゾウムシがネナシカズラの仲間につくる虫こぶだ。
割ってみた。
幼虫がいた。

別のを割ると,蛹がいた。既にゾウムシっぽい形になっている。

茎の上に成虫もいた。交尾しようとしている。


さらに,見てまわっていると,虫こぶに産卵しているハチがいた。


タマバチの仲間に似ている。
虫こぶの中の幼虫に寄生しているのか? それとも虫こぶ自体に寄生するのか? 調べたけど,全く分からなかった。
「コセンダングサに寄生したアメリカネナシグサに寄生したマダラケシツブゾウムシ」に寄生するハチがいるとなると,かなり複雑だ。
参考文献:日本原色虫えい図鑑 湯川淳一・桝田長編著 全国農村教育協会
コセンダングサに,アメリカネナシカズラが寄生していた。

アメリカネナシカズラは,ヒルガオ科の寄生植物で,自分で光合成をせずに,ほかの植物の茎に根を入れて養分を奪う。

アメリカっていう名前から分かるように帰化植物で,花はこんなかんじ。

茎に,虫こぶがあった。果実にくらべてもずいぶん大きく膨らんでいる。1cm近い。

これは,ネナシカズラツルコブフシといい,マダラケシツブゾウムシがネナシカズラの仲間につくる虫こぶだ。
割ってみた。
幼虫がいた。

別のを割ると,蛹がいた。既にゾウムシっぽい形になっている。

茎の上に成虫もいた。交尾しようとしている。


さらに,見てまわっていると,虫こぶに産卵しているハチがいた。


タマバチの仲間に似ている。
虫こぶの中の幼虫に寄生しているのか? それとも虫こぶ自体に寄生するのか? 調べたけど,全く分からなかった。
「コセンダングサに寄生したアメリカネナシグサに寄生したマダラケシツブゾウムシ」に寄生するハチがいるとなると,かなり複雑だ。
参考文献:日本原色虫えい図鑑 湯川淳一・桝田長編著 全国農村教育協会